劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」のあらすじ、感想、ネタバレなど
2023年4月28日に公開された劇場版「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」をご紹介します!
「すべての命をあきらめない」喜多見チーフが帰ってきました!
喜多見チーフの職場でテキパキ、キレキレ、強気でガンガン行くシゴデキなのに対し、家に帰って高輪先生にケチョンケチョンに言われてシュンとしているのが笑えました。夏梅さんに怒られてるシーンもおもしろかった(笑)
でもね、この男は相変わらずめちゃくちゃ頼りになるんです!
ランドマークタワーでの救出劇はハラハラドキドキする場面や、泣ける場面もあって
見応えバツグンです!
- 医療系ドラマ、映画が好きな人
- 『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』に興味がある人
- 頑張ってる人をみて、自分にハッパかけたい人。
- とにかくかっこいい鈴木亮平さんが観たい人。
作品情報
タイトル 劇場版「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」
時間 2時間8分
制作年 2023年
ジャンル 医療系ヒューマンドラマ
監督 松木彩
脚本 黒岩勉
主題歌 平井大「Symphony」
TOKYO MERってなに?
オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や被害現場に駆けつけ、自らの危険を顧みず患者のために戦う、都知事直轄の救命医療チーム。
彼らの使命はただ一つ・・・「死者を一人も出さないこと」
MERって何の略?
モバイル・エマージェンシー・ルームの略称です。(可動式の緊急時における部屋)
読み方は「エムイーアール」
あのERカーは実在するの?
架空の設定の車両だそうです。
ただ、TOKYO MERのERカーとまではいきませんが、「オペ室」がある
救急車両は実在するそうです。
TOKYO MER「待っているだけじゃ、救えない命がある」
YOKOHAMA MER「待っていなくちゃ救える命も救えない」
あらすじ
TOKYO MERが正式運用を開始してから2年が経ち、研修医の潮見(ジェシー)が加入したMERメンバー達は使命を全うすべく、飛行機の緊急着陸の現場へ救命に駆けつけていた。任務を無事遂行しほっと一息したところで、その日は大事な義両親との食事会だったことを思い出し、急いで帰る喜多見(鈴木亮平)だったが間に合わず、妻の千晶(仲里依紗)に実家に帰られてしまう。そんなある日、横浜のランドマークタワーで大規模火災が発生。地上70階に取り残された193名。命を救うべくTOKYO MERのメンバーたちが駆けつける。厚生労働大臣が新設したYOKOHAMA MERの鴨居チーフ(杏)と真っ向から対立するなか、懸命に救命にあたるが、妊娠後期の千晶と夏梅(菜々緒)がビルの高層階に取り残されていることを知る喜多見。連鎖する爆発の中で、「すべての命を諦めない」彼らの戦いがはじまる。
キャスト(主要人物)
喜多見幸太(演・鈴木亮平)・・・TOKYO MERチーフドクター。
弦巻比奈(演・中条あやみ)・・・TOKYO MERセカンドドクター
蔵前夏梅(演・菜々緒)・・・・・TOKYO MER看護師
冬木治朗(演・小手伸也)・・・・TOKYO MER麻酔科医
徳丸元一(演・佐野勇斗)・・・・TOKYO MER臨床工学技士で救命救急士
ホアン・ラン・ミン(演・フォンチー)・・・TOKYO MER看護師
潮見知広(演・ジェシー)・・・・TOKYO MERに配属となった研修医
音羽尚(演・賀来賢人)・・・・・厚生労働省MER推進部統括官・医系技官
鴨居友(演・杏)・・・・・YOKOHAMA MERチーフドクター。音羽の元カノ
高輪千晶(演・仲里依紗)・・・・東京海浜病院循環器外科医、幸太の妻
喜多見涼香(演・佐藤栞里)・・・2年前のテロ爆破事件で亡くなる。幸太の妹。
赤塚梓(演・石田ゆり子)・・・・東京都知事。TOKYO MERの創設者
駒場卓(演・橋本さとし)・・・・都庁危機管理対策室長
千住幹生(演・要潤)・・・・・・東京消防庁即応対処部隊の隊長
両国隆文(演・徳重聡)・・・・・厚生労働大臣
久我山秋晴(演・鶴見辰吾)・・・厚生労働省医政局長。音羽の上司
白金眞理子(演・渡辺真起子)・・内閣官房長官
感想(ネタバレ含みます。)
めっちゃおもしろかったよ!
ネタバレ結構しちゃってます。すいません。↓
ドラマ版で、MERに配属されたばかりの研修医の比奈先生(中条あやみ)は危険な現場にガンガン突入していって救命する喜多見チーフのやり方について行けずに高輪先生に泣きついてました。
でも今回はすっかり成長して、同じく研修医でMERに配属された後輩の潮見先生(ジェシー)にアドバイスしているところが感慨深かったです(笑)
そんな、成長した比奈先生、
ランドマークタワーでは火が迫る中、ギリギリまで重症者の手術をします。この患者さん、専用の薬がないと血が止まらない。出来うる限りの処置をするも、どうにもならなくて絶体絶命の危機のなかで、打つ手がない・・・と思ったときになんとビビってみんなと一緒にビルに突入できなかった潮見先生(ジェシー)が炎の中から登場。専用の薬を持って。
どうやって一人できたんだ?という疑問は残るけど、ものすごく頑張ったんやな、きっと。
ジェシー、グッジョブや〜〜〜!!
えらいっ、よぉ頑張った!
いろんな苦難が喜多見チーフを襲いますが、70階から中層階に避難するあたりからが更にキツいんです。
観てる方もこのあたりから涙、涙のシーンが怒涛の如く
やってくるよ!
千晶を残して行く決断を強いられたり、
千晶のもとに戻るために応援を呼んでいるのに来れる人がいなかったり。
→行こうとしてた比奈先生は患者の急変で大変な事態に(上記↑)
やっと千晶のもとに駆けつけたら、千晶に「帝王切開して」と言われたり。
「帝王切開して」のシーン、泣けるんです。千晶の「赤ちゃんだけでも助けて」って気持ちもわかるけど、喜多見チーフは千晶も失いたくない!
「俺は千晶の夫だ」って言ってお姫様抱っこして満身創痍で逃げ道を探す姿はもう、涙涙で鈴木亮平さんにはキングオブお姫様抱っこの称号を与えたい。
なんや、この演技力。高すぎやろ。泣けて泣けてしょうがないやんか。
早く誰か助けに行って〜〜〜っ
て心の中で叫びましたよ。
千晶を抱えてフラフラになりながら逃げ道探してたらロッカーが倒れてきて足を挟まれ身動きがとれなくなる。
でもあきらめない!
喜多見はあきらめない男やからね。
棒でロッカーガンガン叩いて音を出してここにいるアピールをする。これが聞こえたんかな?
喜多見チーフが気を失いかけたときに音羽統括官が登場。
「千晶と赤ちゃんを頼む!」っていう喜多見チーフに
「いいえ、全員助けます」と即答する音羽先生。
かっこいいやんかぁ〜!音羽ぁ〜〜〜!!
クールに見せかけて、誰よりもアツい男やな。知ってた!
そうこうしてるうちに、千住隊、比奈先生、冬木先生、潮見先生、夏梅さん、ミンさんみんな来た!
くぅ〜〜〜、泣けるぅ〜〜〜!
やっとこさ脱出してTOKYO MERのメンバーで千晶の手術開始。
心停止してしまった二人を蘇生させるべく頑張る。めちゃくちゃ頑張る。
全員で頑張る。
比奈先生の「ママも頑張ってるよ」の言葉が泣けてくる。
赤ちゃん、がんばれ〜〜〜〜〜!
そして赤ちゃん蘇生からの千晶、蘇生。
よかった〜!ホンマよかった!!
最高のチームや!
もう、どんだけ泣くねんってぐらい泣かせていただきました。
心に響く名言もいっぱいありました。
命の現場ってホンマに心を揺さぶられます。
ネットでネタバレみて、「あ〜、そういう内容なのね〜」で終わらすのはもったいない。
俳優さんたちの、表情とかスピード感とかセリフとか、絶対観て感じてほしい映画です!
TOKYO MER、めちゃくちゃオススメです!
『TOKYO MER』が好きな人はこちらもおすすめ
- TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(ドラマ版)
- TOKYO MER〜隅田川ミッション〜
- コード・ブルー
- マウンテンドクター
- ブラックペアン
- コウノドリ
最後に
今回も、赤塚都知事の「よっしゃ〜!」がみれて幸せです。
「私がすべての責任をとります」って姿勢がもうかっこいいし。
石田ゆり子さん、かわいいなぁ。
TOKYO MER、キャスティングが神がかってる。決めた人、天才です!
俳優さんたちの演技も最高です!
続編となる『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』が
2025年8月1日に公開予定だそうです!
続編では新チーム南海MERが南海の離島を舞台に海を跨ぐ高難度ミッションに挑むそうです。
こちらも楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!