空から降る一億の星(2018) あらすじ、感想など
2002年、日本で放送された同名ドラマのリメイク版です。
日本版は木村拓哉と明石家さんまのダブル主演だったよ!
日本版と韓国版では少しストーリーや結末が違うらしいよ。
ラストが衝撃的!(泣)
財閥にサイコパスがいたら、何でもありやん。あかんやん。
登場シーンは多くないけど、やることはえげつない。恐ろしすぎる!
再び出会えたのが運命ならば、この結末も運命なのだろうか・・・
とても悲しくて切ないサスペンスラブストーリーです。
作品情報
タイトル 空から降る一億の星
話数 全16話
放送年 2018年
ジャンル サスペンスラブストーリー
原作 北川悦吏子(愛していると言ってくれ、
ロングバケーション)
監督/演出 ユ・ジェウォン(ナイショの恋していいですか!?、
あぁ、私の幽霊さま)
脚本 ソン・ヘジン(愛を歌う花、メモリーズ 追憶の剣)
あらすじ
20歳年の離れた兄ユ・ジングクと2人で暮らしている広告デザイナーのユ・ジンガン。
施設育ちで、現在はビール会社で働いているキム・ムヨン。
ある日、ジンガンの親友であるペク・スンアの陶芸展で2人は出会う。
出会いが最悪だったこと、スンアと付き合ってるのに他の女の子と映画館に
いるのを見かけたことで、ジンガンはムヨンに対して良い印象を持っていなかった。
一方、愛を知らず孤独と他人からの拒絶に慣れているムヨンは、人の感情に無関心で
自分の命をも顧みずキケンなゲームを楽しんでいた。
しかし幼い頃から両親がいないこと、腕に火傷の跡があること、故郷が一緒なこと
など共通点があることがわかり会うたびに次第に惹かれ合っていく。
そんな中、現在捜査中の殺人事件にムヨンが関与していると直感したジングクは、
ムヨンを見るたびに妙な緊張感と胸騒ぎに襲われ、ジンガンにムヨンに近づかない
ように警告する。
事故で忘れていた幼い頃の記憶が蘇りつつあるムヨンは、自分の父が拳銃で殺される夢を何度も見るようになる。
少しづつ明らかになる記憶の中で、拳銃を握っている人物が誰かわかったムヨンは、
絶対に自分のゲームに迎え入れてはいけない人物に助けを求めてしまう。
徐々に明るみになる真実に、彼らはどう立ち向かっていくのか・・・
そして切なく苦しい愛の行方はどんな結末を迎えるのか・・・
キャスト
ソ・イングク(キム・ムヨン役)
役柄 クラフトビール・ブルワリー、アーツの醸造士。
他人の感情に無関心で、ミステリアスで危険な眼差しをもつ。
生年月日 1987年10月23日
身長 180センチ
血液型 B型
テレビドラマ 応答せよ1997
ナイショの恋していいですか!?
ショッピング王ルイ
ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた
もうすぐ死にます
映画 君に泳げ!
パイプライン
オオカミ狩り
「キス職人」と言われるソ・イングク!
ソミンちゃんとのキスシーンも美しすぎました。
チョン・ソミン(ユ・ジンガン役)
役柄 広告デザイン会社のデザイナー。
明るくて優しい性格。兄と二人暮らし。
生年月日 1989年3月16日
身長 165センチ
血液型 A型
テレビドラマ イタズラなKiss〜Playful Kiss
この恋は初めてだから
還魂
となりのMr.パーフェクト
映画 ゴールデンスランバー
オオカミ狩り
パク・ソンウン(ユ・ジングク役)
役柄 ベテラン刑事だが、出世はしていない。ジンガンの兄。
とても妹を可愛がっている。
生年月日 1973年1月9日
身長 187センチ
血液型 A型
テレビドラマ リメンバー〜記憶の彼方へ〜
悪魔が君の名前を呼ぶとき
ブラッドハウンド
映画 新しき世界
僕の中のあいつ
ノンストップ
チャン・ヨンナム(タク・ソジョン役) → ジングクの友人
クォン・スヒョン(オム・チョロン役) → ジングクの後輩。
ジンガンに好意を持っている。
ソ・ウンス(ペク・スンア役) → ジンガンの友達。
ムヨンを愛するお嬢さま。
ト・サンウ(チャン・ウサン役) → スンアの婚約者。財閥。
キム・ジヒョン(チャン・セラン役) → ウサンの姉。財閥。サイコパス。
感想
ちょっとネタバレしてるかも・・・
後半、涙腺崩壊です。
どんどんムヨン、ジンガン、ジングクの過去が明らかになってきて
ムヨンが苦しむ、苦しむ。
結果、ムヨンに冷たくされたジンガンも苦しむ。
ジングクも、大切な妹を守りたい気持ちが強すぎて過ちを犯すし。
ラストがあんな事になったのは、絶対に財閥女チャン・セランのせいやん。
嘘を信じて苦しむムヨンを見る財閥女の嬉しそうな顔!
めっちゃムカつく!
ムヨンも、ジングクにも確認したらよかったのにーーーー。
いや、そもそもあんな女に頼ったのが間違いやん。
いくら自分の父親を殺したのがジングクやってわかって頭に血が上ってても
セランはあかん。一番あかん。
セランはムヨンは自分と同じ種類の人間やって言うてたけど、違うねん。
セランはホンマもんの異常者。ムヨンは、根っこはやさしい。
愛がわからんかっただけ。
ソ・イングクって目にすごく特徴がある。
それがムヨンのミステリアスで危険なイメージに合ってて唯一無二感を
漂わせてる。
前半、この人サイコパスなん?って思ったけど
ジンガンとの距離が近づき、愛すること愛されることに触れていくなかで
人間らしさが垣間見えてくる。
危ないと知りながら、ムヨンに惹かれることを止められへんかったジンガンと
誰にも心を開けんかったけど、なぜかジンガンには開くことができたムヨン。
忘れていた幼い頃の記憶が無意識に惹き合わせたのかな。
せっかく幸せになれそうやったのにこんな悲劇に見舞われるとは。
ラストは衝撃的すぎて、何が起こったんや!?って気持ちが追いつかんうちに
終わってしまった。
あ?あっ、あっ、あーーーーーーーー・・・・・へっ?おわり??
って終わってしまった。
後日談みたいなのが欲しかったような気もするけども。
できれば、ムヨンとジンガンは幸せな家庭を作ってほしかったし
ジングクとムヨンも義理の兄弟として仲良く団らんしてるシーンも観たかった。
もちろん、ジングクの隣にはタクさんがいて。
まんまと「悪い男にハマってしまったお嬢様」になってしまったスンアがかわいそうやった。
最期、あれ財閥に消されちゃったのかな?せっかく一命を取りとめたのに。
オム・チョロンも、「悪い男に好きな人を取られてしまった男」になってちょっと気の毒。
出会ったタイミングが悪かったんちゃうかな。
もうちょい遅かったら、そもそもお付き合いは始まらへんかったと思うし。
『空から降る一億の星』好きならこちらもオススメ!
- 時間 (2018)
- ただ愛する仲 (2017)
- 君を憶えてる (2015)
- ショッピング王ルイ (2016)
- ここに来て抱きしめて (2018)
最後に
チョン・ソミンの透明感とソ・イングクのミステリアスで危険な眼差し
そして出演者の演技力の高さがすばらしくて、一気に観てしまえた作品でした。
(16話、2日間で観終わりました。)
家族の「愛」、男女の「愛」、友達としての「愛」、いろんな「愛」について
考えさせられました。
少し重い内容ではありますが、心に残るすばらしい作品でした!
ソ・イングクとチョン・ソミンが歌うOSTもすごくステキです。
透明感のある声に魅了されること間違いなし!